我がベスト整体院【中野オルカ整体院】について愛を込めて
阿佐ヶ谷〇めぐり堂〇に続き、我が長きマッサージ人生をかけての遂に出会ったマイベスト整体院である中野オルカ整体院をご紹介します🦄💜🌈
もしも、万が一良くなかったらポケットマネーから個人的に半額返金キャンペーンをしてもいい...それくらい自信をもってオススメできる整体院です。(半額とゆーところが本当にリアルに本気)
ひょんなことから知り合った(少女漫画の冒頭か)利明さんは、ご覧の通りゴージャスレイディでオカマさんです。
包まれるような包容力溢れる笑顔と優しくて暖かな手の持ち主で、ひと目見たら忘れられない人です🌈🌿🌟
中野オルカ整体院は、中野南口から徒歩8分くらい。
え、中野駅近にこんな閑静な住宅街ってあったんだ、という1画にあるかわいらしいアパートメントの2階にあります。
すみずみまで清潔で植物や目を引く置物がところどころに置かれた安心できる空間。
しかし、何が凄いと行って、まずこの整体を受けると、確実にその後まで一ヶ月近く身体が整い続けること。
また、身体由来の精神的な重荷もほぐされることです。
私は彼女の施術を受けてたら確実に体幹が整い、マッサージに行かなくてよくなり、運動もスムーズにできるようになりました。
利明さんは元々カウンセラーをしており、言葉だけではアプローチできない身体そのものに蓄積された感情をほぐすことが最短の問題解決になりうることに気づき、整体師としての活動を始めました。
シュタイナーや東洋医学を学んだ方ならああ、と感じると思いますが、内臓と感情は結びついています。
『卵が先か鶏が先か、ある感情、例えばトラウマが反映される身体の部位が硬い場合、これを解しておくと、知らず知らずにその感情が溶解していく』
このような高度の施術を行うのも素晴らしいのですが、私が感激したのは、それでありながら、
『通常整体は、ほぐし尽くすことを目標にすることが多い。
しかし、身体はその方の生き方の反映であり、凝りは生物が皆持つ防衛本能からくるもの。
ある部位が硬いとして、しかしその方がその生き方上、そこを硬くして何かを守ってるとしたら、無理に解しきらない選択肢もある。』という姿勢。
人の心や精神、魂、身体に興味津々の私は、マッサージを受けるごとに色んな技術を学んだり、お話して何故そうするのか聴いて来ましたが、彼女ほど納得の行く背景と考えを明晰に提示してくれる施術者は初めてでした。
この稀なる施術者の存在は、理知と研究者肌の男性性と、直感と愛情深さの女性性の絶妙なバランスによって成り立っていると思いますし、私の尊敬する経営者やプロフェッショナルの方には、女性であれオカマさんであれ、このバランスが素晴らしい方が多いですね。
ともあれ、もし、身体に、心に悩みがあるなら。
健康に生きていきたいなら。
五行や整体について、整体を受けながらどこより良質の講義を受けたいなら。
ピンと来たら、是非1度中野オルカ整体院の門を叩いてみてください。
色んな意味で、離れられなくなるかも知れませんよ!w
公式サイトがないのですが、是非ブログをご確認ください🌟
http://ameblo.jp/nakano-orca-seitaiin
----Main Menu----
・ ゆりかご整体 一番人気!!←本当にオススメ🌟🌟🌟
120分 15,000円
・気功整体 どこに行っても治らない方に人気!!
迎(ゲイ)60分 30,000円
連(レン)60分 10,000円
・マザー整体(産後ケア整体)
120分 15,000円
・ホット&コールドストーンセラピー
120分 20,000円
60分 12,000円
----お試しmenu----
・プチ整体(肩から指先)
30分 3,000円
・プチ整体(膝から足先)
30分 3,500円
・ホットストーンフットバス(足湯)
30分 3,000円
石井桃子さんと、児童文学によせて
石井桃子さんの随筆集を読んでいます。
石井桃子さんは日本の児童文学の草分け的存在で、明治に生まれ、海外の先進の児童文学者たちと交流され、自宅を児童文学館として開放され、また、101歳の生涯で「くまのぷーさん」を含むまさに無数の本の翻訳、編纂、著作に携わられました。
私も小さいときから本が好きで、読むと、どんなに石井桃子編、とか訳、の本があったことでしょう。
さて、小さいときから私は本の虫でした。
おままごとも木登りも好きでしたが、なにより、開けば魔法のように楽しい別世界で遊べる本ほど、好きなものはありませんでした。
だから当然、将来の夢はまず絵本作家になることでした。小学生になり、もっと難しい本が読めるようになると、夢は作家になりました。
小さいころの本にまつわる思い出は無数ありますが、一つ挙げると、小2のとき、学級文庫にあった「霧の向こうの不思議な町」-のちに宮崎駿さんによって千と千尋の神隠しとして映画化される物語の底本にもなりました-に惚れこみました。
学級文庫では、一回一週間借りられるのですが、あまりに夢中になった私は、他に借り手がいないので許してもらい、なんと数十週も借りて、何十回も読みました。
すると年次の終わりに先生が、「摩耶ちゃんがそんなに好きなら、2年が終わるお祝いにあげるわね」と、その本をくださったのです。
以後、今に至るまでその本は宝物で、いままでに、色々なことがあったけど、家出をしたときもなくさず、いまも手元にあります。
あれから本当にいろんなことがあり、私の夢は漫画家に変わったり、水商売やマーケティングの仕事をしたりしましたが、やはり私の原点は児童文学です。
赤毛のアン、秘密の花園、中川李枝子百合子さん姉妹のぐりとぐらをはじめとする絵本、ロビンソンクルーソー、指輪物語、ジブリ...私はそれら児童文学の水を飲んで育ち、いまもそれらとともにあります。
毎週図書館に行き、児童コーナーでも数冊本を借りますが、そんなとき、「図書館に児童室ができた日」という、1800年代に生まれ、アメリカで世界で初めての子どもの図書館を創設したアン・キャロル・ムーアさんの半生を描いた絵本を読み、図らずも図書館で泣きました。
子ども向けのコンテンツは、大人のものを水とミルクで割ったようなものであってはいけない。むしろ、尚一層磨き抜かれた、純度の高い、美しいものでなくてはいけない。
そんな想いで、生涯を、子どもによい本を届け、尊厳をもたせ、魂を磨くちからをつけさせることに捧げた、20世紀初頭の児童文学者たちの魂のありように、その恩恵を受けて生き延びさせてもらったものとして、心からこうべを垂れたのです。
そんなアンさんと生前親しく交流し、本を残したのが、ここで点が繋がり線となり輪環したのですが、石井桃子さんだったのです。
そんなわけで、改めて、石井さんの児童文学ではない随筆集を読んでますが、そこで、1950年にすでにして50近い桃子さんと、70や80のアメリカの児童文学夫人たちの交流や、若々しさや、奮闘に、また泣いています。
私も必ず、未来を創ってゆく子どもたちの心が、踊り、楽しみ、強くなっていかれるようなものをこの世に作り出すことで、私に生命の水を与えてくださった無数の先輩がたの志に、そして自分と、小さな子どもたちの魂に報いたいと思うのです。
そんな想いがあったのに、クリエイターにならず回り道したのは、純粋に創作に憧れる一方、「それだけでは食べていけない」という、現実主義的なところも私にはあったからです。
そんな、一人の人間に同居するアンビバレンツの不思議を知りたくて占いを勉強しだしたのですから、人生はどんなきっかけで何が実るかわからない樹のようでもあり、何と溶け合うかもわからない河のようなものでもありますね。
ともあれ、いままで生きてきた全てが溶け込んだアクアヴィタエ(錬金術でいう生命の水)のような作品を、なので作ろうと思っています。
私は来年33になりますが、3は自然界で初めてバランスがとれる数字です。三角、三次元、三位一体、というように、3で初めて世界は立体的になります。また、私の数秘術の基本数字も3です。
色々な事象が、始まりの地点から点が線になり輪となってきたので、この年は、どういう形であれ、神秘的な輪環の年になるんだろうなと予感しています。
僕がみんなと違うかもしれなくても、私もみんなと違うかもしれなくても、みんな一緒に生きていけると私は思う
■発達障害ってなんですか
発達障害の色々について
■同時にいくつかの特徴が併発することもある
対人関係に見られるアスペルガーとADHDの違い
アスペルガーの人
他人の気持ちを理解できないため、失礼な態度や発言をしてしまいます。その結果相手を怒らせてしまいます。
ADHDの人
遅刻やミスが多かったりして、他人を怒らせてしまいます。しかし、他人の気持ちをくみ取る力はあります。また、対人スキルが低いものの、人と親しくしたいという願望はあります。
仕事で見られるアスペルガーとADHDの違い
アスペルガーの人
作業の一部に囚われ、そこに集中するあまり、作業全体が遅れてしまいがちです。状況を把握することが苦手です。
ADHDの人
ケアレスミスが多かったり、用事を先送りにしてしまいます。締切自体を忘れてしまうことさえあります。
集中力に見られるアスペルガーとADHDの違い
アスペルガーの人
アスペルガーの人は放っておいたら何時間でも作業するということがあります。しかしそれは、好きだから夢中でやっているのではなく、こだわりが強くなってしまって抜け出すことができないでいるのです。繰り返すことによって変な安心を感じてしまっている状態です。
ADHDの人
興味のあることに集中します。過集中で疲れてしまうこともあります。
via:
統合失調型パーソナリティ障害-アスペルガーと間違いやすい病気
アスペルガー症候群 診断チェック | @メンタルヘルスの無料診断
↑こちらに診断がありますので、ご興味ある方はやってみてください。
■アスペルガー症候群について
さて、長く前置きしましたが、本稿ではそれらの発達障害の中でも、アスペルガーについて特に書いてみたいと考えています。
アスペルガーと言われる性質の特徴と言われるものを挙げるとかなりあります。
例えばこんな具合に..
* あいまいな指示を理解できない
* 鵜呑みにしてしまう
* 言葉の裏の意味を理解できない
* 皮肉を理解できない
* 名前を呼ばれないと自分だと気づかない
* 騙されやすい
* 些細な事で争いになる
* 人を批判すると止まらなくなる
* 冗談が通じない
* 退屈に耐えられない
* 夢中になると話し続けてしまう
* 興味のないことは絶対にしたがらない
* スケジュール管理ができない
* 一度に2つのことをできない
* お金の管理ができない
* ガヤガヤとした環境が苦手
* 急な変更にうまく対応できない
* 白黒ハッキリつけたがる
* 同音異義語を理解できない
* 部分に注目し、全体が見られない
* なんでも悲観的に思い込む
* 先が見えない事に不安になりすぎる
* 片付けができない
* 「オープンクエスチョン」でフリーズする
* 指示がないと動けない
* 友人を作る気がない
* びっくりしやすい
* 暗黙のルールがわからない
* 服装を気にしない
* 傷つきやすい
* 他人を傷つけることを平気で言う
■この記事を書きたいと思ったきっかけ
■理解してもらいづらいアスペルガー
■アスペルガーの人と一緒に生きていくための提言
■すごいところがいっぱいある。苦手なところは理解してあげればいい。
だから、誰が上とか下とかではなく、助け合ったり協力して、「みんな一緒に」生きていくのです。
■最後に
最後に、もし読んでいただきディスカッションとかご意見とかくださりたいよ、という方がいらっしゃったらいただけたらと思います。
わたしと小鳥とすずと
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
金子みすず [1903-1929]
ここまでお読みいただき、有難うございました。
佐野研二郎さんエンブレム騒動に思うこと
この件に関しては何故か興味をもち、ほぼ毎日検索したり色々漁ってフレッシュニュースを追う、というぐらい興味をもってたんですよね。
それが、「人間として耐えられない限界状態」として佐野さん自らがエンブレム撤回を申し出たという、一応のピリオド(じゃない気もするけど)を迎えたので色々考えたことを書きたいと思います。
興味をもったきっかけは、幾つかありました。エンブレム騒動が始まった頃に、「これもパクリみたいなもん」と言われた画像があったんですけど。
via http://geeksokuhou.net/archives/45925541.html
これの、auのLISMOについては、本当に発表された当時から「ただのAppleの劣化版じゃん。え、こういうのオマージュとかいうのかな?アリなのかな?」と思っていたから、「あれを作った人かあ....」と思ったのは大きかった。「あれに感じた違和感を、今回大舞台で注目されるから、みんなが感じたって感じかなあ」と思って。
続いて、次の二者のネット調査隊による調査結果が興味を引きました。
森本千絵さんと高嶋りかこさんの件です。
森本千絵さんは、博報堂の後輩として少し佐野さんをSNSで擁護しただけではあるのだが、ネット捜査班の調査の手はおよび、言及されたのがユーミンのアルバムキャンペーンに使われた以下の作品でした。
via http://francepresent.com/morimototie/
↑ここに詳細が掲載されているので、ご興味あれば見て欲しいんですけど、私はたまたまこのニュースが出る数日前に、吉本ばななさんと森本千絵さんの対談番組を見てたんですね。
そんで、その時森本さんの作品にまつわること、姿勢、仕事の仕方、色々見ていて、創造性があふれるような人だし、さすがに博報堂で第一線でやってた・引いては美大出身者として博報堂に入れてしまうからにはその以前から、本当に才能と押し出しにあふれる人なんだなあとおもったものだった。
あと一緒にテレビを見てた同居人が武蔵野美術大学で森本さんと同期だったらしく「その当時から大学でも話題の天才だった」とも言ってました。
ともあれ、そのことが別にあってもなくても、この森本さんの「パクリ疑惑」をみると普通の「素材利用」か、「インスパイア」でしかないし、許可とってるなら普通のことじゃん素材使うのって。と思いました。
連座、という言葉が頭に浮かびました。
ちょっと擁護したらここまでやられるの怖すぎる、とも思いました。
ただ、テレビ見てたときチラリと胸を掠めた「嫉妬」のような感情は、割と佐野さん問題の一部を読むとくヒントになる気がします。(後述します)
じゃあ次に、長嶋りかこさん作品なのですが、かのbjorkのビデオとかcdのクリエイティブと、長嶋さんが手がけたcharaのcdジャケットの比較....
中学生の時からbjork大好きで、ずっとアルバムもビデオも追ってきた私からすると、これは「超インスパイアされているし、リスペクトというより追随という感じなのと、cocoonといえばbjorkのアルバムヴェスパタインに入ってる名曲の名前で、名前まで同じじゃん。。。。」と思いました。
via 長嶋りかこにもパクリ盗作疑惑!プロフィールと作品画像を比較検証 | 星々の煌めき
↑ bjorkのcoccon
まあ、charaがbjorkの作品全く見てないなんてことあるのかな?っていう疑問もあり、見てたとしたらこれはさすがにちょっとアレなのではないかと思いそうなのに何故パスしたんだ、とか、そもそもタイトルがwwwとかいう疑問点は解消されませんが、ともかくこのアルバムデザインと画像はbjorkのcocoonに似てるし、劣化版に見える、と私は思いました。
同じことを思ったのは、ワンピースと真島ヒロさんの対比ですけどね。
↑これ、一瞬「あれ...?ワンピース?」と思いませんか?
大昔ですが、私は真島さんがデビューしたときのポスター見て「あれえ、尾田さん画風劣化した?」と思ったら真島さんだったんですよね。
ワンピースのファンってわけじゃないんですが、そのあまりに明らかな画風の似てっぷりに、当時漫画家を目指してて自分の画風を作り上げる難しさを感じてたし、必ず毎号ジャンプ買って、尾田さんのデビュー読み切りから読んでいる身としてなんとなく悔しく、「すぐ消えるだろう」と思ったら未だに人気漫画家で、完全に予想は外れたんですけどね...
まあしかし、この例ではよく尾田さんも真島さんも鳥山明先生のドラゴンボールに憧れて育ったから、ある程度画風が似るのは当然だ、みたいな擁護説もあったりするんですけど、このお二人に限らず、70年~80年生まれの少年漫画家で鳥山先生に感動しなかった人なんて逆に少ないだろうし、ナルトだってなんだって、誰かしらからインスパイアを受けないクリエイターなんていないわけです。
ここに来て思ったのは、佐野さん問題と高嶋さん問題と森本さん問題は質が違うなってこと。違和感は、質が違うのに同系列に並べられてるなってこと。
今回の佐野さん騒動で「パクリ」と言われて糾弾されているものって、実は4種類あると思うんですよね。
倫理観の問題とプライドの問題と練習不足の問題勉強不足の問題。
①人の素材を許可なしに利用する。
これは倫理観の問題ですよね。今回の「素材パクリ」については部下がやったと発表されてますが、佐野さんのところはそんなに人数の多くない事務所ですから、それが別にやってもいいこと、というような空気があったかもしれないし、それはわからないです。会社として公にした仕事に問題があれば責任者が責任をとるべきなのはそうだとは思います。
・・・例:サントリーのトートバッグとか空港の写真とか
(が、素材として使っていいものならフォントもだけど使ってなんの問題もない)
②バレなきゃいいと思って、あるいはバレても大丈夫と思って他人の作風を真似る
これは、プライドの問題だと思うんです。自分ないし自社の看板をあげて作品を発表するってことは「これは自分の作品ですよ」ということだから、それが他人の作品を真似たものであるってことは、クリエーターとしてはとても恥ずかしいことだと思うんですけど、それをしちゃうっていうのは、プロとしてプライドがないってことだと思います。まあ、これも倫理観の問題とも言えるかもですね。・・・例:特定しずらい
③そんなつもりじゃなかったがインスパイア元の作品に似てしまう。
これは、練習不足の問題ですよね。あらゆる創作は、何かからインスパイアされてると思いますが、その上で看板しょって発表するプロは、それを独自に昇華する義務を持つと思うんです。それが、練習不足で「誰が見てもアレの劣化版だな」と思うような状態で発表されてしまったとしたら、それは練習不足だと思うんですよね。
③についてはインスパイアはされてるし、それを自分でも認識してるけど、自分の作品として世に出せる程練った、と本人は思ってるけど外から見たらそうでもなかった、ということもあると思います。・・・例:真島さん・長嶋さんとかが②じゃなかったらコレかな?
④作ったものが実は誰かの作品に似ていた。
これは、勉強不足の問題かなと思うんです。これだけ世の中に創作物がありますから、作ったものが以前誰かが作ったものに似る、ということは当然あると思います。ただ、②・③を無意識下でやっている可能性はありますよね。勉強をしてきた人は、恐らく様々な創作物の背景や体系を学び、その創作物の裏にあるものを認識した上で二次創作するんだと思いますし、それであればそれはもう新しいクリエイションだと思うんですけど、いままでの創作物の数って、言ってみれば世界中の浜辺の砂ほどあるはずなので、公的に発表する際は「何かに似てないかな?」っていうのをチェックする役目があるといいですよね。・・・例:特定しずらい
①は正直、佐野さんが感知してるかはわからないです。このような問題になったから超盗人猛々しい、って言われてますけど、多分他のクリエーターもやってると思う。
他のクリエーターがやってるからいいって訳じゃないけど、佐野事務所だけが糾弾される問題ではないかと思う。(みんな部下がやってたことで佐野さんが知らなかったとしたら、それは、有名デザイナーが名前で仕事受けてるのに忙しすぎて実仕事を部下が全部やることになっている業界のあり方と、それで良しとしてた佐野さんの問題だと思うけど、それってパクリそのものとはちょっと問題が違うかと思う。)
②は、一番いやだなあと思うもの。これって、パクリ元が有名だとパクリ先が「パクリ
って言われるけど、パクリ先のが有名だったりするとパクったことが見つけられずにパクリ先がオリジナルになっちゃうこともあるんだろうな、と思う。
③・④についても結構世の中によくあることだと思う。①と②は努力でやめられるけど、③と④は努力にも限界があるかなあって気がする。
そんだから、それらの問題を一緒にすべきじゃないと思うんですよね。
で、どうして佐野さん事件ってこんなにヒートアップしたのか、を考えてみました。
一つには嫉妬があると思う。
やっぱり、電通博報堂っていうのは、いわゆる「業界」の最高峰で、憧れたからって入れるものでもない。マーケティング業界に長く身を置いてたって到底接触できないようなクライアントや仕事があそこにはある。
キラキラしているし、給料も高そうだ。
そこ出身で、独立してオフィスまでもっていて、国を代表するような仕事をバンバンしているひとって、普通に考えて「羨ましいひと」だ。
そんなひとに対する「憧れ」と、「嫉妬」の混じったようなものを持ってるひとは多いと思う。
ただ、芸能人や政治家のようなわかりやすい公人とは違って、普通はそういう「市井の羨ましいひと」って、一般人があまり触れる機会もなければ攻撃出来ることもない。
でも、正直言うと、一番「ウマイ」ポジションって、そういう「市井の羨ましいひと」だ。
「ちょっとリッチで、見栄もはれて。輝かしい仕事に、楽しそうな交友関係。それれでいながら人気稼業の公人と違って、あからさまな批判にさらされることも少ない」というようなひとたちに対しての世間的な「面白くない」気分っていうのはあると思う。
さっき森本千絵さんのところでも少し出した気持ち、「才能もあってキラキラしてて、それが認められもして充実してる」ひとに対しての嫉妬心だ。
それが、今回その象徴みたいなひとを攻撃する機会ができた。
にちゃんねるの捜査班の結束力
そういう感じはしてたんだけど、この一連の「パクリ」騒動を掻き立てたのは、私の認識している限りでは2ちゃんねる住民たちだ。
それで、このまとめに書かれているこの文章を読んだときに、ああ、って思ったことはあった。
434:まぁお前らの特定する能力はすごいと思う。
あっという間に特定しちゃうもんな。
444:
509:やっぱ俺らの影響力ってかなりのもんだよな
嘘だらけの新聞、テレビ、雑誌
嘘もあるけど、真実も隠れてるネット(主に2ch)
大学教授だったり、政府関係者、FBI、芸能人
様々な人が本音で書き込みをしてる
これ程貴重なソースって中々ないよ
鬼女板の捜査力は警察以上だし、
俺らのDQNに対する制裁は国外追放も可能だし、
不買運動なんてさせたらその企業が潰れるレベル
俺はお前らが誇らしいよ
匿名の集合体としては世界一だと思う
これは、潜在的にあった「うまいことやってるやつらがうまい思いをしている」っていう世間のなんとはない不満が、攻撃対象を見つけて、一体になって起こした運動だって。
あと「高い金もらってんのにたいした仕事してねーんじゃねーの」とか、「そもそもエンブレム気に食わねーよ」とか。
その気持ちはわからなくもないし、ネットが発達したことによって以前だったら闇に葬られていたような不正が明るみになって正されたりすることはあると思う。
でも、この匿名性っていうのが怖いと思う。
自分たちは安全な匿名性の中にいて、ちょっと攻撃したいひとを、自分は安全なところから好きなだけやっつけられるってなったら、そりゃあ安全だし楽だし楽しいと思う。
その上今回の騒動は史上初・にちゃんがNHKのニュースソースになった、みたいな影響が目に見えて出たから、世の中動かしているみたいで興奮したりもしたと思う。
でも、匿名だから、自分のいうことに責任もたなくても書くことができるし、論旨のズレも平気で容認しちゃう。
パクリって一括りにしてるけど、にちゃんで散々指摘された「パクリ」は①であって、②③④に関しては②は確信犯だからアレかもしれないけど特定できてないし、③④を責めすぎてしまったらこの世の新規コンテンツなんて9割以上なくなっちゃうんじゃないかと思う。
小池一夫さんて方がこんなツイートをしてたけど、本当にそれ。
「「お前ら大勝利!」「グッジョブ」。1日昼過ぎ、エンブレムの使用中止のニュースが流れると、インターネット掲示板「2ちゃんねる」は、疑惑を指摘してきた人たちをたたえる書き込みであふれた。」 http://t.co/TBz343d5GL 一体、具体的に、誰が何に勝ったというのか。
— 小池一夫 (@koikekazuo) 2015, 9月 2
森本千絵さんもそうだけど、当初「擁護」に回った界隈のひとたちはみんな槍玉にあげられ、あることないこと暴きたてられ、それで公的なツイートなりコメントなりをやめたら「逃げた」と言われた。
それじゃあ、そりゃあ、誰もなにも言いたくなくなるだろうさ。
①~④どれであったって、大金もらって晴れやかなステージ立ってんなら、どんな突っ込み入ったって大丈夫なようにしときな、って気持ちなのかな、と思うけど、だったらそう言えばいいじゃんね。
ちゃんとした言論ならいいと思うけど、何かいおうとしたら匿名の大勢VSある名前をもった個人 って図式になって殺されちゃいそう、っていうもの怖いし、批判するにしても味噌もクソもいっしょくたにすべきじゃないと思います。
オリンピックにまつわるコンペに不正とか癒着があるならそれはそれで問題にすればいいし、
有名クリエーターの部下任せが常習化しているデザイン界の問題があるならそれはそれで問題にすればいいし、
許可が必要な他人の素材を勝手に使っちゃう傾向があったなら、それはそれで倫理観不足で問題にすればいいかと思うけど、
全部いっしょくたにして個人攻撃するのは違うでしょうと思います。
隠れ蓑来て集団人身攻撃すること、その攻撃の仁義のなさに反対するひとたちは「その他の不正をも擁護する擁護者」と攻撃されるのも怖いけど、そういうのも含めてネットのいろんな追求の論理のズレとかヒトとしての倫理性のなさに公的な言及も入らずにエンブレム取り下げまで行っちゃったのも匿名性と同じくらい怖いというかやな気がする。
大きな子供が暴れて、良くないことしてるのに、大人は怒れもしなかったみたいな。瑕疵って、是正してもらうために努力してもいいけど、瑕疵をしでかしたからって相手を殺してもいいってことじゃない。
あと、ある人が言ってたAということで嘘があったから、BもCもDも嘘ってことではない。そこらへんを混同したままにしていいってことにしちゃうと、公正ではない。
ついでに今回のケースの場合って、エンブレムをこれでよしとした人たちがあるわけだから、どーせ糾弾するならそれもとことんまで追求しないといけないはずなのに、攻撃の種が見つけやすかった対象だけ追求し続けるのもカッコ悪い。
くそも味噌も一緒にして自分たちがそれを糾弾したい理由には目もくれず、稚拙な正義感で匿名性に隠れて自分たちは全く傷つかずにひとを攻撃できることにノリノリになって攻撃しまくったネット勢に、大人たちがあんまり怒れないでいたことで、色々ないいもんも萎縮するのもやだ。
佐野さん、あそこまでの攻撃を受けて良く持ちこたえられたと思う。
今回の件、ことがオリンピックだったので、2020年までなんとなく思い出される可能性があってかわいそうだけど、そして私ごときがいうことではないけど、人は別に何回でもやり直せると思います。
ネットもテレビもまーったく見なくても愉快に暮らしていくことはできるし、ふつーーーに超お金持ちになることもなんだってできるし、別に、ネットとかテレビとかが全てじゃないから。
昨年のサムラゴーチさんとかののちゃんとかとは違う点は、私は佐野さんの作品は全然好きじゃないけど、きっと才能があるのだろうし仕事の実績もたくさんあるんだから、きっとやり直せるさ、と、片隅からエールを送る、いまはそんな気持ちです....
人の性格は変えることができるのか?そして、愛について。
先日、オックスフォードのエレーヌ・フォックス教授による心と脳の白熱教室(Eテレ) を見ました。
内容を端的にまとめると、脳科学は人格を変えることができるのか、というテーマで、
悲観的な脳を楽観的な脳に変えることが出来るという脳科学の可能性を長年の研究から立証し、それを講義したものです。
なんで悲観的な人と楽観的な人がいるんだろう?
悲観的な人は楽観的な性格にはなれないんだろうか?
こういったことって非常に興味のあることだったので、とても惹かれて番組を見ました。
そして色々思ったことを書きます。